さて本題のスパイディ2について語ると成れば、やはり監督のサム・ライミとVFXのジョン・ダイクストラだろう。
ダイクストラについては以前この日記にも書いたとおりで、このパート2でも実に素晴らしい仕事をしているよ。
ニューヨークの街並をアクロバティックに跳ぶスパイディの映像は、やはり余りに中毒性のあるスタイリッシュなモノとなっているし、特撮パートで映画的名場面を創作するダイクストラの面目躍如である!
しかも今回は敵がドクオクという事もあり、前作以上に立体的なバトル・シチュエーションが増えており(要は壁を床にしたような感じのシチュエーション)、物理法則を劇中においてある程度正しく描くことで、奇妙なリアリズムとトリッキーさが表現されているのだな。
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