今日は、借りていた“まりんとメラン”のビデオを6話ほど、まとめて一気に観てしまいました。
いやぁ、いかんなぁ……涙腺がゆるくなったよなぁ。
私も歳をとったとゆーことか(苦笑)
“サヴマトン・カラー”から“箱船”まで、まさに怒涛の悲劇が釣る瓶打ちに展開いたします。
極彩色の世界の中で逃れる事の出来ない重く冷たい現実が、あまりに辛すぎる哀しみを伴いながら、まりんの小さな背中にのしかかってくるのです。
帰るべき長屋は瓦礫となり、学校に行けば“世界異変の元凶”と同級生には疎まれ憎まれ、苛めっ子からは殺されそうにさえなる。
また、別の殺意もまりんを付け狙う。
それは万博会場で愛娘を殺された母親の、止められない狂気。
とはいえ、逆上した一個の人間の激情を、小学生の彼女に受け止められるワケがない。
襲撃者同様に恐慌に陥り、そして僅かに残った生存本能のみでリアクションをするのが、小さな彼女にとっての精一杯である。
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