スターバックが女だとか、サイロンがパツキンのネーちゃんだとか、そーいう部分である種の色眼鏡をかけちまっていたっていうか。
だから当然これまでもノーチェックで、今回もCSで観た友人たちに「面白い」と教えてもらわなかったら観なかったかもしれないんだよなぁ……そー考えるとちょっとゾッとしてきたり(笑)
ただその友人たちの反応に予感めいた“匂い”を感じ、観てもいないのにDVD-BOXを購入したのだから、我が嗅覚はまだまだ錆付いていなかったのだと一安心(笑)
ま、個人的な事情はともかく、だ。
このギャラクティカ、もうどーしようもないくらいによく出来ているのだな。
ものすごく“SF”しているのに、キャラクタードラマの部分が“普通以上”に面白いなんて、なんか夢でも見ているんじゃないのか?――っていう。
そもそも“SF”ってのはマジにやろうとすると、本質的にヒューマニズム先行ではドラマがつむぎ難いジャンルなんだよね(その辺りは“2001年”とかを顧みれば、ヒジョーにわかりやすいかと)
ところがこのギャラクティカは、キャラ各々のプライベートなドラマが基点となった上で、ドラマ全体のSF的テーゼが表出する構造となっているのだな。
|