量産機が大金星を挙げる場面ってのは、何とも観ていて胸がすくモノである。
例えそれが多少インチキ臭い、いわゆる“主人公補正”の賜物であったとしても、だ(笑)
マイクロミサイルをばら撒きながらゼントラーディ旗艦に突入し、その中枢部で総司令ボドルザーに対してガンポッド+四連頭部レーザー砲+ツインビームカノンの一斉射撃をするのである。
ミサイル・ガトリング・レーザー・ビームといったSF的武装をフルに使用して、敵ボスを倒す主人公メカなんて、滅多な事じゃ観られませんぜ。
加えて巨人とサシで向かい合う構図は、飛行機がわざわざロボに変形する妙な説得力にもなっているしの。
そもそもこのスーパー&ストライクパックって、どーみても大気圏では飛べなさそうなトコロ(=宇宙専用)が、個人的にはタマランのである。
スペース1999のブースターイーグルじゃないが、当初の設計プランにはない泥縄的な強化案っていうかね。
着陸時にはみっともない前傾姿勢になってしまうとか、もう最高。
つかオレにとっての劇場版マクロスとは、冒頭のアームから発進するバルキリーに始まり、クライマックスの「任務完了、これより帰還します」で終わるんだよな(後は意表をついた柿崎機の撃墜とか)
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