ついにミネルバをゲットである。
しかもこのクオリティ!
このアイテムのアナウンスがあって、何だかんだで既に二年――いやぁ、待った甲斐があったよなぁ……Waveさん、本っ当にありがとうっ!!
アルフィンのフィギュアも同時に購入したのだが、まぁ、まずはコイツだ。
数少ない和製スペオペの主役機として、中坊当時の私を無我夢中にさせてくれやがったニクイヤツ(笑)
つか朝日ソノラマの安彦氏による挿絵は、当時本当に衝撃的だったんだよなぁ…
なんていうか、こちらの最も望んでいたスペオペのビジュアルイメージってやつ?
ぶっちゃけ“キャプテン・フューチャー”とか“さすらいのスターウルフ”とかさ、個人的に愛読していたそれまでのSF文庫の表紙や挿絵が、当時の時点で既にとても古臭かったのよ(モノの良し悪しではなく)
ところがこちとらは既にジェリー・アンダーソン作品は言うに及ばず、“スターウォーズ”や“ヤマト”といったモノまで体験しているワケなんでさ。
つまりどんどん進化を続けるSF映像媒体に比べて、SF本来のオリジンたる小説媒体のビジュアルイメージがあまりに旧態已然だったのだな(そういう意味でもスターウォーズ1作目のノベライズは野田大元帥の妙訳もあり、まさに一時期バイブルでありました。――こういうヤツって沢山いるんじゃね?)
んで、そこに綺羅星の如く現れたのが“スタジオぬえ”の方々である。
加藤・宮武両氏のヒジョーに説得力のある表紙絵は、ある種の革命だったと言えよう。
田中光二の“銀河の聖戦士”とか、ハードカバーなのに貧乏中学生の分際で表紙買いをしちまったもんなぁ……
そして“クラッシャージョウ”である。
“ぬえ”の協力を得た安彦ビジュアルの素晴らしさは、何と言ってもメカとキャラクター、その両方がひどく洗練されていた点だろう。
|