仮面ライダーブラック 〜バンダイS.I.C.匠魂Vol.7
仮面ライダーBLACK より

- 黒き太陽の疾駆 -

 貯蓄しようと思いつつも、目の前のお宝には思わず手が出てしまう――何とも意志薄弱なワタシである。
 ま、それでも今月は小遣いをいつもの半額以下に抑えているので、「これくらいはイイんだよ!」と無理やり自分自身を納得させていたり(笑)

 さて、S.I.C.匠魂第7弾〜仮面ライダーブラックである。
 どれもあいかわらずのカッコよさで、とりあえずノーマルカラー版のブラックにバトルホッパー、それと龍騎をピンポイントで(笑)ゲットする(節制の為、ロボコンは今回パス。一番重いヤツを避けて選んだらビンゴでした)

 しかしバトルホッパーみたいな生物的なメカは、やはり竹谷氏一派の独壇場だよなぁ。
 本編ではバッタそのまんまなデザインがある種ユーモラスにさえ感じられたのだが、このフィギュアだとシリアスにカッコイイんだもん。
 流石の表現力さね(ちょっとギルスレイダーに似てるか? ――つか、当然ギルスレイダーの方がリスペクトしてるんだろうが)
 ブラックも原作版っぽいアレンジが施してあり、両脇腹にはえた脚部が何ともキモク良い感じである。
 う〜む、正直言ってブラックという作品自体は、視聴していた時期の関係もあって、個人的にそれほど思い入れはないんだがなぁ……
 ただ1話〜5話の出来は、昭和ライダーの中でも群を抜いて出来が良かったって記憶があるし、そもそも石ノ森氏が思い入れタップリに創作した事実上“最後のTVライダー”だという認識も手伝って、思いのほか好意的に見てしまうヒーローでもあるのだ(オレみたいな石ノ森ファンは多いじゃないのかな)
 そこに、この造型レベルのフィギュアが500円で購入できるんだからねぇ……

 そうそう、龍騎もなかなかの出来でございます。
 さほどTV版と違ったアレンジが成されているワケじゃないんだが、それでもあの“オモチャ臭さ”が無くなっているのは流石である。

 これまたあまり思い入れのあるタイトルじゃないんだがねぇ……まぁ、嫌いというワケでもないが。

 恐るべし、竹谷マジック(笑)  



2006年3月15日(水) 




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